[コラム]2015.4.8

ビールのネタ帳(9)ミュンヘンはワインの都だった? 

ネタ帳ビール王国

知って飲めばますます美味しいビールのあれこれ。
パブで披露すれば今宵の主役はあなた!?
雑誌「ビール王国」から、ビールの小ネタをえり抜きでお送りします。

ミュンヘンはワインの都だった?

ビールの都と言えばドイツのミュンヘンが広く知られていますが、16世紀頃までは意外なことにミュンヘンのビールは不味かったのです。

ドイツの南に位置するミュンヘンはブドウの栽培に適していため、ワインが造られていました。

醸造の都といえば、北ドイツのハンザ同盟都市。
毎年支払うビール代に困窮したミュンヘンは北から醸造家を招いて王立醸造所を作ったり、原料を限定する法律「ビール純粋令」を発布したりと、ビールの品質向上に努力します。

ヨーロッパ中を戦場にした30年戦争で北の街はビール醸造が困難なほどに破壊された一方で、
ミュンヘンではブドウ畑が致命的な損害を被り、以後ビール醸造が主流になり、
ビールの都と呼ばれるまでに成長したのでした。

「パブで絶対にウケる! ビールのネタ帳」は雑誌「ビール王国」に掲載。
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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

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