[テイスティング]2015.8.12

Tasting report No. 20 India Pale Weizen

温故知新。「故きを温ねて新しきを知る」=昔のことをよく調べ研究し、そこから新しい見解や知見を得ること。そんな言葉もございますが、このビールは「故きも知って新しきも知る」ことができる素敵な一杯です。

老舗と新鋭のコラボレーション、これは胸が躍ります。飲んだ方も多いのではないでしょうか?
本日は【India Pale Weizen】をレポさせて頂きます。

India Pale Weizen

India Pale Weizen

本作品はヴァイエンシュテファン醸造所とブリュードック醸造所の合作。前者は、1040年にはビール醸造が始まったとされていて、現存する世界最古の醸造所。後者は2007年創業。アーティスティックなビールと斬新なラベルデザインで、ビール界を盛り上げています。両者それぞれのフラッグシップとも言える、ヴァイツェンとIPAが融合するとどうなるのか。

では早速。
注げば霞がかった濃いめのイエロー。もっちり細やかな泡は、グラスを回せば再生されるほど良質です。
ヴァイツェン特有のバナナ、クローブ香。Simcoe hopのシトラス感も加わり、若々しくフレッシュ、緑の印象がプラスされています。

頂きます。
口当たりは優しくまろやか、モルトも十分に感じられます。しかし、それも束の間です。勢いよくIPAをぶちまけたように苦味とアルコールフレーバーが一斉に広がっていきます。フル寄りのミディアムボディ。

緩急がしっかりしていて、それでいて二つのキャラクターが見事に調和しています。ヴァイツェンがドン!、IPAがドン!と多段的ながらも連続的。このメリハリと協調性をどうやったら醸し出せるのか…本当に不思議、不思議でなりません。いずれにせよ、美味しいです!

Weizen・IPA・Simcoe。3つの要素からペアリングを考えるだけでもわくわくしちゃいますね。

-Beer profile-
Scotland
BrewDog Brewery
India Pale Weizen
ABV 6.2%
麦芽・ホップ

【Back Number】
Tasting report No.19 Zum Uerige Alt
http://www.jbja.jp/archives/10569

お読み頂いた皆様に感謝を込めて。
佐藤翔平

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05006佐藤 翔平

この記事を書いたひと

佐藤 翔平(あむろ)

ビアジャーナリスト

ビールが大・大・大好きです!

どれくらい好きかと言うと...
☑【普段の食卓でも当たり前に多種多様のビールを選べる日本にしたい。】そのために『正しく、気取らず、実になる』ビールペアリング記事を主に執筆中。

☑飲んだビールは2200銘柄以上。

☑インターナショナル・ビアカップなど各大会審査員をつとめる。現在各協会に於けるビアジャーナリスト、シニア・ビアジャッジ、ビアソムリエの有資格者。

☑ビールを広めるためにも...
ワインソムリエ、唎酒師、焼酎唎酒師など各種資格の取得。現在SAKE DIPLOMA 勉強中。

※但し、アルコール耐性は低いです。

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