[コラム]2022.10.2

もりあきのお勧めベルギービール(ゴールデンエール編)

はじめに

私がお勧めしたいベルギービール。今回は、ゴールデンエールを紹介したいと思います。
ゴールデンエールとは、名前のとおり、日本のビールのように淡く美しい金色で、アルコール度数が高くコクはあるが口当たりはまろやか。度数の高いものは、とくに「ストロング・ゴールデン・エール」といいます。代表的ビールは、「デュベル」ですが今回はそれ以外で、もりあきのお勧めベルギービール「ゴールデンエール」を3点紹介したいと思います。
なお、今回も写真は過去と併用しています。

ゴールデンエール

ラ・ギロチン

もりあきがゴールデンエールでの1番のお勧めはラ・ギロチンです。
飲みやすく、ついつい油断をしているといきなり酔ってしまう名前の通りのビールです。
ギロチンは、断首台の考案者であるフランスの医者、ギロチン氏にちなんだ名前で、ラベルにも断首台が描かれています。グラスはチューリップ型と複合型の2種類あります。ラベルや瓶も、少しづつ変わっています。
特徴は透き通ったゴールドです。
香りは、オレンジ、りんご、パイナップルのようなフルーティーな香りに加え、コショウのようなスパイシーな香りもあります。
味は、口に含むと、最初は甘味を感じますが、あとで柑橘系の苦味のようなアルコールを感じます。

ラ・ギロチン

ルシファー

次にお勧めは、ルシファーです。ビールも良いのですが、海外ドラマの「ルシファー」の影響がほとんどです。このドラマを見ながら、ルシファーをチビチビ飲むのは最高です。
ルシファーはアルコール度数が高くホップの美味しい後味が特徴のゴールデンビールです。
ルシファーは金色でクリーミーな泡が特徴。フルーティーな香りと少々の苦味(3種のホップ(マグナム、スパルト、サーツホップ)を醸造過程で使用)があり、バランスがよい味わい深いビールです。
ルシファーは、元々は天使でしたが、神に反抗したため神の敵対者になった「サタン」或いは「堕天使」として扱われています。そのためなのか分かりませんが、グラスは聖杯の持つところを取り、代わりに下の部分が厚くなった特種グラスとなっています。

ルシファー

デュベルカシミヤ

最期のお勧めは、デュベルカシミヤです。
このビールは、フルーツビールかと思うくらい、柑橘系の味がします。3種類のホップ(ザーツホップとスティリアン・ゴールディングホップは最初の製造段階で、3番目のホップカシミアホップはドライホッピングの段階で加えられます。)により、香りと味が形成されていると思われます。
もとは2007年にスタッフの為だけに造られた試作品だったのですが、その出来があまりにも素晴らしかったので、2010年からデュベル・トリプルホップを毎年異なる配合で製造することになりました。
2016年、シトラ・ホップの入ったデュベル・トリプルホップは、過去に造られた6種類の中でデュベルファンから一番に選ばれました。しかし、このシトラ・ホップを使ったデュベル・トリプルホップを年中飲むことができるからと言って、新しいホップに目を向けていなかったと言うわけではなく、2019年にカシミアホップを使ったビールが誕生しました。
特徴は、淡く透き通ったゴールドで泡持ちもとても良いです。
香りは、白桃、メロンのような甘いフルーツの香り、レモン、グレープフルーツ、オレンジのような柑橘系の香り、はちみつや干し草のような香りもあります。
味は、口に含むとトロピカルフルーツのようなフレーバーをともなったなめらかな甘み、そしてしっかりとした苦味も感じられます。炭酸が強めで、アルコールのボリュームもしっかり感じられるミディアムボディです。後に柑橘を感じる苦味が長く続きます。
なお、このビールは、年に1度の限定商品になっています。

デュベルカシミヤ

最期に

ゴールデンエールの代表的なデュベルシリーズがあります。紹介したデュベルカシミヤの他、デュベル、デュベルシトラス、デュベル666、デュベルグリーン(現在日本では販売していません。)等。その他のゴールデンエールとして、ホメル、デリリュウムトレメンス等。ゴールデンエールではありませんが、デリリュウムレッドは、デリリュウムトレメンスを基礎ビールとしてチェリーを混ぜたビールです。探せば、まだまだ、沢山ゴールデンエールのビールがあると思います。是非お試し下さい。

今回はもりあきのお勧めベルギービール(ゴールデンエール編)としてまとめました。次回は「ホワイトビール編」のお勧めをまとめてみたいと思います。

関連
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IPAに勝るとも劣らないベルギービール

参考文献および引用文献サイト

ベルギービールJapan
ベルギービール専門店麦酒本舗

ゴールデンエールデュベルデュベル666デュベルカシミヤデュベルグリーンデュベルシトラスデリリュウムトレメンスホメルラ・ギロチンルシファー
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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