[コラム]2025.10.20

ビールとライフスタイルのペアリング
Great Beer paired with Fashion,Foods,Music & Books

【ビールとラガーシャツのペアリング。そして料理と音楽と本のペアリングも添えて】

人間は感性が豊かな生き物だ。

AIでもないし、分析器でもない。

ビールは、豊かな感性を持って楽しみたい。

どんな【料理】を合わせ、どんな【音楽】を聴いて、どんな【本】と合わせると素敵な相乗効果をもたらすのか?

そして、【どんな装い】を合わせるか? も重要な感性である。

過去、JBJAサイトに連載され、その一部は【BEER LOVER’S BOOK:リトルモア社】にも掲載された【ビールとファッションのペアリング】。

その3章をお楽しみいただきたい。


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第3章 第5 回
【ビールとラガーシャツのペアリング】

あると便利なラガーシャツ

前回の『シャツ』や前々回の『Tシャツ』に比べると「別に、無くってもいいんじゃない?」と思われがちの【ラガーシャツ 】だが、老若男女問わず、【持っていると重宝するアイテム】である。(その理由は、読み進めてもらえればわかるはずだwww)

クローゼットに1着はしのばせておくべきアイテムである。

ラガーシャツの歴史

ラグビーは、1823年にイギリスのラグビー高校で、サッカーの試合中にウィリアム・ウェブ・エリス少年がボールを持って走り出したことで生まれたというのが定説だ。

もちろん、諸説あるのだがラグビーワールドカップの優勝国に与えられるトロフィーが「ウェブ・エリス・カップ」という名前なのだから他の説も畏れいるしかないのである。

この、「エリス少年の反則プレー」が面白いということで、正式にルール作りが行われ、1871年にはイングランドにラグビーフットボールユニオンが設立され、1899年には日本にも伝わった。

ラガーシャツの特徴は?

ラガーシャツは、ラグビーのユニフォームから生まれたファッションアイテムであり、いくつかの特徴がある。

それは
・横縞または無地
・襟がある
・プルオーバーでボタンがある
といった点である。

ラガーシャツ はラグビーのユニフォームから生まれたファッションアイテム。

とは言え、現在のラグビーの競技用ユニフォームは、襟やボタンの無いものも多いので、ラガーシャツは「ファッションアイテム」の中だけで生き残っているといっても過言では無い。

イングランド型とニュージーランド型

ラガーシャツには、イングランド型とニュージーランド型があるのをご存知だろうか?

今ではさほど厳密でなく、混合型も多かったりするが、以下のような違いがある。

イングランド型は
・台襟があり、襟元にボタンが付いている。
・ボタンが見えない比翼仕立てになっている。
・脇の下に三角形のガゼットがあり、可動域が広い。

ボタンを留めるとボタンが見えない比翼仕立て。

ニュージーランド型は
・襟の結合部はステッチで襟元にボタンはない。
・ネック部分はひと続きの生地がループ状になってできている。
・ボタンは露出しているがラバーボタンで安全性を担保している。

ネックがループ状になっていて、引っ張られても破れにくい。

どちらを選ぶかは好み次第である。

なぜ、横縞なのか?

ラガーシャツが横縞なのはなぜだろうか?

まず、対戦相手と明確に区別する必要があるからだ。

人が密集し合うラグビーの試合では、一瞬で敵味方の区別ができるユニフォームが必要である。

もちろん、無地でも明確に色合いが違えば問題ないのだが、横縞ならばかなりの組み合わせがあり、相手チームとかぶる可能性が低い。

もうひとつの理由は、横縞は視覚的に膨張効果があるからだ。

ラグビーは激しいコンタクトが連続するスポーツで、フィジカルの強さが求められる。

横縞の拡張効果で体を大きく見せ、相手チームに威圧感を与えることができるのだ。

ちなみに、現在の全日本のラグビージャージは、​​前から見ると縞模様がV字(凹)型に、後ろからだとA字(凸)型になっている。

前から見たストライプは兜もモチーフとされていて、「武士道精神」も表しているとのことだ。

これは、前から見ると体が大きく見え、相手チームは「あいつらデカイなぁ。こりゃヤバイぞ」と思い、後ろから見ると前に進んでいるように見えるので「あー、もー追いつけない」と思わせることができるのだ。

白い襟の効果

ユニフォームとしてはこのような効果があるのだが、ファッションアイテムとしては、トレーナーやフーデットパーカーに比べ、”だらしない感じ”がしない。

これは、”白い襟”が付いているからである。

【白】は他の色に比べて”ドレスアップ感”が強い印象があり、【襟】には”フォーマル”の記号的価値がある。

白い襟は【きっちりとした感じ】が高まるのだ。

イングランド型の襟元にボタンが付いているのも、「そのままネクタイが結べる」という理由からである。

横縞の安定感と可愛らしさ

前段で、ラガーシャツが横縞の理由をあげたが、ファッションアイテムとしての横縞には他の効果もある。

Beer & Fashionの第1章第1回の​​【ビールとボーダーシャツのペアリング】​​​で「ボーダーの横縞は心を落ち着かせる効果がある。

と個人的な思い込みで感じている」といった内容のことを書いたが、その後に調べてみると、

アートセラピーでは、横線は、精神安定を意味します。ボーダーには、攻撃性を低め、従順さを高める心理効果があると考えられています。

(心理学・コミュニケーション学の専門家 晴香葉子ブログより)

と述べられていた。

やはり、【横縞=精神安定】は間違っていなかったのだ。

ボーダーシャツもこの季節に重宝するアイテムだ。

横縞は穏やかな印象を与え、派手な色あわせも愛嬌となり、可愛らしく感じさせるのである。

まずはスポーティーに着る

ラガーシャツの最もスタンダードな着こなしは【スポーティー】である。

元々はスポーツのユニフォームだったのだから、王道の着こなしと言える。

散歩や街歩きはもちろんのこと、郊外へのピクニック、ぶらりひとり旅、軽登山などにも活用できる。

スポーツシーンはもちろんだが、ピクニックやキャンプなどアウトドアにはぴったりだ。

普段着もちょっとオシャレにしてみたい

ラガーシャツ は【普段着】にもちょうど良い。

料理や家事全般、DYIやガーデニングにも利用できる。

スポーツウェアなので、汚れたらガンガン洗えるし、ちょっとぐらいのシミや汚れも”あじ”になる。

白い襟のおかげで、だらしなさが消えるので、そのまま買い物に行ってご近所さんにばったり会っても恥ずかしくない。

おじさんやおばさんが着てると、”若作り”とは違った”おしゃれな中高年”の雰囲気が醸し出せる。

近所へ出かけるだけだからと気を抜いた格好をしている時に限って、ばったり知人に出会うってことありませんか? そんな時でもラガーシャツ なら大丈夫。

ジャケットに合わせてセーター感覚

ラガーシャツ をジャケットやスーツの【インナー】として着て、ドレスダウンするのも洒落ている。

セーターやカーディガンの代わりに着れば、色彩的にも華やかで映える。

トラッドやガチガチのIVYスタイルからちょっとハズしたユルさが心地よい。

ブレザーやジャケットのインナーにベストやカーディガンやセーターを着るのは当たり前なので、ちょっとハズしてみるのも愉快だ。

都会的にシャープに着こなす

スポーツアイテムだからといって、必ずしもスポーティーに着こなさなくてはならない訳ではない。
【都会的でシャープな着こなし】にもトライしたい。

ストライプの無いソリッドカラーを選べば、一見ラガーシャツに見えないのも面白いところだ。

横縞でないソリッドカラーのラガーシャツは、一見ラガーシャツに見えないので使いやすいアイテムだ。襟が白いのでシャープに見えるのもありがたい。

オーバーサイズで部屋着にもなる

ラガーシャツをオーバーサイズでゆったりと着れば、【部屋着】としても利用できる。
動きやすいし、くつろげる。

襟があるので、ジャージやスエットよりだらしなくない。

急に宅配便やデリバリーが来ても気兼ねなく出ていくことができるのだ。

 

ラガーシャツを部屋着にしていると、突然宅配便が来ても恥ずかしくない。これも白襟の効果である。

防寒着として用意しておく

ラガーシャツ は【防寒着】としても利用できる。
「今日はもう1枚着ていくには暑そうだが、夜には寒くなりそうだなぁ」という時、ラガーシャツをカバンに突っ込んでおくと重宝する。

ブレザーはカバンに入れづらいし、スウェットやパーカーは意外とかさばるし、長袖Tシャツでは不安だなぁなんて時、ラガーシャが活躍するのだ。

ジャケットやパーカーはかさばるが、ラガーシャツならカバンにポイと入れておくことができて便利だ。

ラガーシャツ にはスタウト

ラガーシャツにペアリングしたいのは【スタウト】である。

スタウトという言葉は、【強い、勇敢な、どっしりとした、丈夫な】といった意味で、これはまさに【ラグビー選手】に必要なタレントでありスキルである。

ビールの【スタウト】は、イギリスで人気だった【ポーター】というビアスタイルの【強い版】=【スタウトポーター】として生まれたスタイルなので、ラグビーの力強さとシンクロすること間違いなしだ。

スタウトには、インペリアル・スタウト、スイート・スタウト、アメリカンスタイル・スタウトなどいくつかのサブカテゴリーが生まれていったが、まずは基本となる【ドライ・スタウト】とペアリングしたい。

ギネス

18世紀初頭、ロンドンで人気だった【ポーター】がアイルランドで進化したのが【スタウト】である。

ギネスの創業者アーサー・ギネスは、麦芽にかけられた税金を節約するため”麦芽化しない大麦”をローストして使用し、コーヒーのような香ばしさと苦味の黒色ビールを創り上げた。
これを、強いポーターを意味する「スタウト・ポーター」として販売したが、いつしか単に「スタウト」と呼ばれるようになった。

ちなみに、アーサー・ギネスは1759年にセント・ジェームズ・ゲート醸造所を年間45ポンドで9000年間借りるという契約を結んでいる。
このセント・ジェームズ・ゲート醸造所は、現在もギネス醸造所のひとつとして醸造が行われている。

また、世界記録認定で有名なギネスブックは、1955年にギネス社が出版を始めたものだ。

ギネスは、缶入りの【ドラフトギネス】と瓶入りの【ギネス・オリジナルエクストラスタウト】の2種類がある。

瓶入りの【ギネス・オリジナルエクストラスタウト】はローストの香りや苦味、フルーティーなキャラクターが原型に近いと言われているが、今回はクリーミーな泡が楽しめる缶入りの【ドラフトギネス】とペアリングさせよう。

スーパーやコンビニでも手軽に入手できるのも嬉しいところだ。

ドラフトギネス

銘柄:ドラフトギネス
ビアスタイル:ドライ・スタウト
醸造所:ギネス醸造所
アルコール度数:4.5%

藤原ヒロユキテイスティングレポート

開栓と同時に、缶の中にある【フローティング・ウィジェット】と呼ばれるプラスティック製の球が弾け、中の窒素ガスが溢れ出すことで細やかな泡が作られる。
そのため、缶の【ドラフトギネス】は必ずグラスに注ぎきって飲まなければならない。
缶から直接飲むことはご法度だ。
また、一気に注ぎきれるグラスを用意しておくことも必要である。

窒素ガスによって作られる泡はグラスの中を湧き上がって行くので、真っ黒なビールとクリーミーな泡がくっきりと別れてから飲むべきである。
急いては事を仕損じる。

ローストされた大麦のアロマはコーヒーライクで、クリーミーな泡の舌触りはベルベットのようである。
苦味と香ばしさもブラックコーヒーを思わせる。
シャープでドライな飲み口はスムーズで喉通りも良い。

シェパーズパイやハギスなどミンチを使った料理やギネスビールを使ったギネスシチュー、生牡蠣や甲殻類、魚介類と相性が良い。
すき焼きやうなぎの蒲焼やタレの焼き鳥といった醤油ベースの和食とも合うし、バニラアイスやチョコレートなどのスイーツにもぴったりだ。

ギネスにぴったりのギネスシチューの作り方

テイスティングレポートでも触れた【ギネスシチュー】はギネスはもとよりどんな銘柄のドライスタウトにもぴったりのペアリングである。
思ったより簡単なので是非とも作ってみてもらいたい。

ビールの炭酸で肉が柔らかくなり、ほろ苦さも加わる。

レシピを紹介しておこう。

【材料】
牛もも肉      250g(一口大に切る)
ニンニク      1片(みじん切り)
タマネギ      1個(せん切り)
小麦粉       大さじ1
ニンジン      1本(乱切り)
ジャガイモ     1〜2個(乱切り)
セロリ       1/2本(長さが3cm程度で縦に1/2に切る)
ベイリーフ     2枚
水         適量
ドライスタウト*  180cc
プルーン      2個
マスタード      大さじ1/2
トマトピューレ    大さじ1と1/2
ブラウンシュガー   大さじ1と1/2
レモン果汁     1/4個分
塩         適量
黒コショウ     少々
油         適量

*ギネスがベストだが、他の銘柄でも良い。

【作り方】
① 鍋に油とみじん切りのニンニクを入れ、ニンニクを焦がさないように注意しながら炒める。
②ニンニクの香りがたってきたらタマネギを入れ、焦がさないように注意しながら色づくまで炒める。
③ニンニクとタマネギを鍋から取り出す。
④同じ鍋に油を足し、肉を炒め、表面に焼き色がついたらニンニクとタマネギを戻す。
⑤全体に小麦粉をふりかけて混ぜながら炒め続ける。
⑥ニンジン、ジャガイモ、セロリ、ベイリーフを加え炒め続ける。
⑦具がわずかに隠れるほどの水を加え、さらにドライスタウトを加える。
⑧煮込む。
⑨肉が柔らかくなったらプルーン、マスタード、トマトピューレ、ブラウンシュガー、レモン果汁、塩、黒コショウを加え、さらに30分ほど煮込む。

ギネスシチューはビールの炭酸で肉が柔らかくなるという効果がある。

また、ビール由来のほろ苦い味わいも魅力である。

*苦味を緩和したい場合は、プルーンやブラウンシュガーの量を増やすことでバランスをとることができる。

シェパーズパイは簡単で見栄えが良い

シェパーズパイは、「料理が上手なんですね」と思わせるには格好のメニューである。

というのも、『めちゃくちゃ簡単な割に見栄えが良い』からだ。
是非、覚えておきたい料理である。

シェパーズパイは見栄えが良い割に簡単にできる料理。

【材料】
牛ひき肉       200g
*ラム肉が入手できるのであればラムのひき肉で。
タイム        少々
ジャガイモ      2〜3個
タマネギ       1/2〜1個(みじん切り)
ニンニク       1/2片(みじん切り)
ニンジン       1/2個(5mm〜1cm角)
マッシュルーム    2~3個(一口大)
小麦粉        大さじ1と1/2
ウスターソース    大さじ1と1/2
トマトピューレ    大さじ1と1/2
塩、コショウ     適量
バター        大さじ2
牛乳         大さじ1と1/2
バター(容器に塗る用) 適量

【作り方】
①たっぷりの水をはった鍋でジャガイモを茹でる。(ジャガイモは水から茹でる)
②フライパンでタマネギとニンニクを炒める。
③ひき肉とタイムを加えて、炒める。
④ニンジンとマッシュルームを加え、小麦粉を全体に振り混ぜ合わせる。
⑤ウスターソースとトマトピューレを加え、塩とコショウで味を整える。(具が完成)
⑥茹で上がったジャガイモの皮を剥き、潰してバターと牛乳を加える。(マッシュポテト完成)
⑦耐熱容器にバターを塗り、具を入れ、上にマッシュポテトを敷く。
⑧表面にフォークで模様を描く。
⑨オーブンで焼く。(250℃で15分程度)

面倒であれば、タマネギとひき肉の炒め物の上に、茹でて潰したジャガイモを敷きつめただけでもかまわない。

問題は、フォークで表面に模様を描くことだ。

耐熱容器の内側にバターを塗って、具を入れる。

具の上にマッシュポテトを重ねる。

フォークで模様を描くのは、想像よりはるかに簡単なのでトライして欲しい。

フォークでマッシュポテトの表面に模様を描けばあとは焼くだけ。

模様の凹凸が焦げて、それっぽくなるのである。

表面の凸凹が焦げて、模様になり、食欲をそそる。

オーブンがなければオーブントースターでもしっかりできる。

音楽はアイリッシュ音楽

ペアリングしたい音楽は、やはり【アイリッシュ音楽】であろう。

正直なところ、私は【アイリッシュ音楽】に明るくなく「テレビ番組で牧歌的な風景が映ると流れる音楽」といった程度でしかない。
が、スタウトとくればやはり【アイリッシュ音楽】だろう。

そこで、ネットで検索することにした。

すると
The Irish Rover The Dubliners
がヒットした。

ダブリナーズという名前からして、まさにアイルランドっぽい。
結成は1962年とのことだ。

聴いてみたところ、アメリカのカントリーミュージックのような印象を得た。

以前、チェコで聴いた伝統的な音楽がアメリカのカントリーミュージックに似ていると感じたのだが、よくよく考えると、アメリカの古い音楽はヨーロッパからの移民達が持ち込んだ訳で、源流はこちらだったのだ。

なるほど。ヨーロッパ、さらにはアイリッシュ音楽が本家なのだ。

アイリッシュ・ドライスタウトが巡り巡ってアメリカン・スタウトになっていったのも知らず、ギネスを飲んで「これってアメリカン・スタウトに似てるね」という馬鹿げた発言をしたようなものだったのだ。反省。

他も検索したが、意外なことに日本のバンドが”私がイメージするアイリッシュ音楽”に近いと感じた。苦笑

The Kesh Jig / Patrick’s(パトリックス) 【アイリッシュ音楽・ケルト音楽】

最後は、ちょっと面白い動画も発見したので紹介しておこう。
アイリッシュ音楽の人にしか伝わらないあるある、とのことだ。

本とのペアリングはラグビー本とアイルランド本

​​​​​​本とのペアリングの1冊目はラグビー本である。

【ラグビーのルール 超・初級編 増補改訂版 (これさえ読めばだいたいわかる)】

ラグビーのルールは複雑なので、まずは理解するために初心者向けの本に目を通したい。

私は、高校の体育の授業にラグビーがあったので、ルールも覚えたしプレーもしたので、ある程度わかっているつもりだが、時代とともにルールもアジャストされているので読み直してみたい。

とてもわかりやすく、あっという間に読めたのもありがたい。

2冊目はアイルランドの本だ。

【季節で綴るアイルランド 211 ケルトが彩る緑の島の心豊かな日々】

まずもって、写真が美しい。

そして、そこにまつわるストーリーが実に簡潔に紹介されている。

この本を眺め読むと、アイルランドの素晴らしさに心奪われる。

アイルランドに伝わる「ケルト暦」が季節ごとにまとめられているのも素晴らしい。

211枚の写真とストーリーでアイルランドの魅力が紹介されている。見て、読んでいるとアイルランドに行きたくなる。

ビールは料理はもちろん、ファッション、音楽、本など何にでもペアリングできる。

そしてその答えはひとつではない。

それがまたビールの楽しいところである。

私の提案はあくまでも選択肢のひとつでしかない。

皆さんも自分自身のペアリングを見つけ、楽しいBeer Lifeを過ごして欲しい。

Cheers
藤原ヒロユキ

 

<過去のアーカイブは以下から>

第3章 第1 回 【ビールとアロハシャツのペアリング】<前編
第3章 第2 回【ビールとアロハシャツのペアリング】<後編>
第3章 第3 回 【ビールとTシャツのペアリング
第3章 第4回【ビールとシャツのペアリング】<前編
第3章 第5回【ビールとシャツのペアリング】<後編

第1章 第1回 【ビールとボーダーシャツのペアリング
第1章 第2回 【ビールとベストのペアリング
第1章 第3回 【ビールとジャンパーのペアリング
第1章 第4回 【ビールとセーターのペアリング】<前編
第1章 第5回 【ビールとセーターのペアリング】<後編
第1章 第6回 【ビールとマウンテンパーカーのペアリング
第1章 第7回 【ビールとツィードジャケットのペアリング

​​​​​​第2章 第1回 【ビールとスキーウェアのペアリング
第2章 第2回 【ビールとダウンパーカーのペアリング
第2章 第3回 【ビールとダッフルコートまたはPコートのペアリング
第2章 第4回 【ビールとポロシャツのペアリング
​​第2章 第5回 【ビールとフーデットパーカーのペアリング
第2章 第6回 【ビールと帽子のペアリング
第2章 第7回 【ビールとブーツのペアリング】<前編
第2章 第8回 【ビールとブーツのペアリング】<後編

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務める。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」(ステレオサウンド刊)、「ビールはゆっくり飲みなさい」(日経出版社)が大好評発売中。

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