[テイスティング]2015.8.17

Tasting report No. 21 Luksus One

ニューヨーク・グリーンポイントにある「Luksus(ルクサス)」。
2013年3月にオープンしたクラフトビール専門バー「TØRST」店内の一角にあり、テイスティングメニュー(9品75ドル)だけを提供しているお店です。
世界一に輝いたレストラン「noma」で3年間パティシェを務めたDaniel氏が腕を振るい、昨年には史上初、ワインなどの飲料なし、クラフトビールの提供だけでミシュランを獲得し話題となりました。

そちらのために特別醸造されたのが、この【Luksus One】。

Luksus One

Luksus One

醸造するはEVILTWIN BREWINGのJeppe(イェッペ)氏。かのMikkellerブランドを展開するMikkel(ミッケル)氏とは双子の兄弟で、共に世界を代表する醸造家です。

スタイルはなんと珍しい「ベルリナー・ヴァイセ」。本場ドイツではラズベリーやクルマバソウのシロップで割って飲まれていますが、こちらはビーツとリコリスを用いて醸造。原材料までユニークです。
ちなみに、ビーツはロシア料理「ボルシチ」には欠かせない、赤くて比較的甘いお野菜です。

なんかもう、いろいろと盛りだくさんですね。
何はともあれ、飲んでみます。

ブラッドオレンジのような、赤みがかった黄色。泡立ち、持ちともに良好です。
非常に酸味のある香りですが、梅酒のそれに近く爽やか。チェリーのような甘い果物のアロマも奥に息づいています。

頂きます。
んん!飲み始めからフィニッシュまで酸っぱい!!後半には渋味もじゅわじゅわ口内を刺激。若い果実を丸かじりしているような、酸味はレモンにも近い感覚。
それでいて、それらが一瞬で駆け抜けていくライトボディ。

それって美味しいの?
えぇ、美味しいんです。
不思議とふたくち、みくちほしくなって、気づいた頃には650mlが空に…。

フレッシュな酸味を効かせたシャンパンのようでもあり、濃厚なフルコースでもリ・セット&引き際を心得ている味わいでした。

個人的にベルリナー・ヴァイセもビーツも初体験。「これがビーツのキャラクターか!!」と明確に探せなかったので、生ビーツを経験したらまたチャレンジしたい一杯です。

-Beer profile-
America
EVILTWIN BREWING
Luksus One
Berliner Weisse
ABV 4.0%
麦芽・ホップ・ビーツ・リコリス

【Luksus at TØRST】
http://www.luksusnyc.com/

【Back Number】
Tasting report No. 20 India Pale Weizen
https://www.jbja.jp/archives/10697

お読み頂いた皆様に感謝を込めて。
佐藤翔平

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この記事を書いたひと

佐藤 翔平(あむろ)

ビアジャーナリスト

ビールが大・大・大好きです!

どれくらい好きかと言うと...
☑【普段の食卓でも当たり前に多種多様のビールを選べる日本にしたい。】そのために『正しく、気取らず、実になる』ビールペアリング記事を主に執筆中。

☑飲んだビールは2200銘柄以上。

☑インターナショナル・ビアカップなど各大会審査員をつとめる。現在各協会に於けるビアジャーナリスト、シニア・ビアジャッジ、ビアソムリエの有資格者。

☑ビールを広めるためにも...
ワインソムリエ、唎酒師、焼酎唎酒師など各種資格の取得。現在SAKE DIPLOMA 勉強中。

※但し、アルコール耐性は低いです。

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